常任理事　栗田 紀久

私達大垣青年会議所は永きに渡り明るい豊かな社会の実現を目指し、諸先輩方から受け継いできた歴史があります。昨年2012年から続く「美しい『田園都市』西美濃へ発進 ～未来の西美濃クリエーション～」の指針の下に活動してきた最終年度として、これまでの事業の検証と次の最重点事業指針「真の民主主義社会の確立」を策定しました。住民が主役となってまちづくりに参画していく「自律」と、西美濃を愛する人々の活発な交流による多様な主体が協働し、地域を支える「共助」を二つの柱として活動して行きます。

住民が主役のまちづくりを目指すため我々に何ができるのでしょうか。まずは自らがまちづくりについて学び、多様化する社会の中、我々に何が出来るのかを改めて考えなければなりません。そして様々な事業を展開して行く中で西美濃地域皆様の声を聞き、その声を形にして行かなければなりません。

大垣青年会議所はこの西美濃地域をひとつの地域としてとらえ、様々な活動を行ってきました。そんな中、住民が主役のまちづくりの一環として地域住民の地域活性化に対するアイデアを募集し、いくつかの声を形にしました。西美濃地域の発展を願う地域住民の要望に応え、2市9町の行政と共に協力し、この旗印を通じ小さなコミュニティとの連携を重ね、地域の広域での大きなコミュニティネットワークをより強固にして行かなければなりません。

まちづくりを行う人が多い方が町は輝きます。企業、NPO、経済団体、学校、諸団体、行政とのコミュニティネットワークのさらなる構築し、子供たちが未来大きく夢を描ける光輝を放つ西美濃となるために活動をして行きたいと思います。全会員で大きな未来に向って行けるよう御支援御協力お願い致します。

常任理事　島村 智大

65年目の節目を迎え、再度己を見つめ直し、目的を再認し、より円滑な運営を行う必要があります。我々が受け継がせて頂いたこの大きな歴史に対して、敬意を込めて我々が恩を返す時が今であると考えます。

大垣青年会議所を運営するに当たって、本当に何が必要で何が不必要なのかを見極める事で、より良い環境を整えるのが職務である中、2016年度の発信から始まり次代に繋ぐ事が歴史への１項とされます。目的を見失う事なく、全うしてきたいと考えます。

大垣青年会議所としての誇りを持ち続け、いかなる時も毅然とした心を持って望める事業の構築をしなくてはいけません。事業の目的を理解、共有し全会員が望むにあたっての心構えの発信を明確に行っていきたいと考えます。

様々な問題を抱えて現状も運営している中でより円滑に運営する事を追求する必要があります。その運営こそが引き継がれた明るい豊か社会の構築への下支えにあたると思います。また、同士との連携を正確且つ円滑に行う事で大垣青年会議所の歴史を刻む事ができます。

会務運営室は大垣青年会議所の組織運営と組織力の要となるものです。64年間の組織運営を継承し実践する事で、より、強固な大垣青年会議所を形成していきます。また、一人ひとりの意識の向上も我々の大きな担いの一つです。先達が築きあげたこの良き組織風土を次代に引き継ぐ為にも、初心に返り運営の根底から見直す事を恩返とし今後に繋げる運営の礎とする事をお約束し、一年間運営して参ります。

全ては2016年度が『光輝を放つ西美濃となるために』その輝きが燦然するように。

常任理事　中村 佳守雄

組織とは、「ある目的を目指し、幾つかの物、または何人かの人で形作られる、秩序のある全体。その全体としてのまとまりの事」です。当然、「ある目的」を達するためには、より多くのそして、より質の高い人が不可欠である事は言うまでもありません。

これまで、大垣青年会議所は西美濃の永続的発展を目指し、多くの先達により、65年の間連綿と受け継がれて来ました。この目的を未来へと繋いで行くためには、同じ志をもつ人がさらに集まり、そして、集まったひとりひとりがより熱心に議論し、学び、汗をかく必要があります。

自分自身がこれまで、どうして活動してきたのか。それは崇高な目的もさることながら、いろいろな人に支えられ、励まされ、教えられてきたからではないでしょうか。この恩に対する感謝の気持ちが活動の原動力であると思います。では、今度はいただいた恩を後進に少しずつ与えて行く。そうする事で大垣青年会議所はより強固な組織になってゆきます。

入会以来誰もが、学びや気づきを経験し、成長を実感しているはずです。この地域を良くしたいという志を持つ人にその喜びを伝え、互いに語り合い、情熱を伝播する事ができれば、必ずや大垣青年会議所はより多くの人が集まる組織となります。また、同じ志を持つ組織との連携も忘れてはなりません。西美濃の各青年団体は、形は違えど、自らが住む西美濃を愛する気持ちは同じです。であれば、将来の西美濃に対しての理想と夢を語り合い、互いの理想とする形を実現し、より早い目的達

成のために協力していくべきだと考えます。

会員ひとりひとりが、恩を積み上げ、感謝を伝え、その恩に報い、報恩の和が広がる事で、大垣青年会議所が光輝を放ち、その輝きによって、西美濃が光輝を放つよう、活動して参ります。