専務理事方針

専務理事 恒本 浩志


専務理事 恒本 浩志

はじめに、昨年度は創立70周年を迎え、大垣青年会議所の歴史と伝統、脈々と受け継がれてきた創始の精神を実感し、全てを築き上げてこられた諸先輩方、地域社会を担う関係各位に改めて敬意と感謝を心より申し上げます。

2023年現在、我々は当たり前が当たり前でなくなった時代を迎えています。新型コロナウイルス感染症の流行により社会や生活の様式は以前から大きく変化し、ロシアによるウクライナ侵攻により安心安全な日常は当たり前では無くなったように感じます。地域社会にも影響は及び、課題を解決し明るい豊かな社会に導く団体である大垣青年会議所は有用性を果たせているのでしょうか。会員数の減少、メンバー個々の負担増、事業費の削減が余儀なくされ、かつてない厳しい状況が続いています。専務理事として、俯瞰した立場で組織を見渡し、現状を真摯に受け止め、いかなる時も持続可能な組織運営に全力を尽くして参りたいと考えます。

本年度、春山理事長が掲げる「覚醒~反骨心と和の心を持って真の平和に目覚める~」のスローガンの下で活動する我々にとって重要なことは歴史から多くを学ぶことです。なぜ青年会議所が発足され今日まで社会や地域に必要とされ存続してきたのかを今一度振り返ると共に、個々の人生においても大切にすべきことは何か、目指すべき姿はどうあるべきかを掘り下げ理解する必要があります。私たちの活動の根底にある「利他の精神」に基づき、私たちの活動の大事にすべきことは残し、変えるべきことは積極的に変革することこそ、地域から求められ活力ある組織に繋がり、所属するメンバーの幸せに繋がると信じています。

メンバーと共に困難に立ち向かい、地域課題を解決していくため、専務理事として対外対内の総合窓口として組織全体の相互調整を行い、所属メンバーとコミュニケーションを大事に行うことで支援体制を構築し、全メンバーが40歳までの貴重な一年を無駄にせず、共に悩み語らい歩み、明るい未来の創造を目指していけるよう邁進して参ります。

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